自律神経失調はクリニックで解決│頼って話して健やか人生

医者

立ち仕事の人に多い病気

笑顔の男女

血管がコブ状に浮き出る

下肢静脈瘤は脛やふくらはぎなどの血管が浮き上がり、コブのような状態になる病気です。軽症の場合は一晩寝ると朝には元に戻る程度で済みますが、重くなると足が重く感じられたりむくんできたり、皮膚炎を引き起こしたりするので注意が必要です。静脈にはところどころに弁があり、低いところから高いところに上っていく血液が逆流しないような仕組みになっています。ところがこの弁がうまく働かなくなると上ってきた血液と逆流した血液とがぶつかり合い、うっ血を起こします。これが下肢の表面にあらわれるのが下肢静脈瘤です。下肢静脈瘤の主な原因は弁の機能不全にあり、長時間の立ち仕事などを続けているとなりやすいと言われています。また、もともと静脈が弱いなどの先天的要因も関係していると考えられています。

治療は症状に応じた方法で

下肢静脈瘤は先にも述べたとおり重症化すると深刻な状態になるおそれがあります。そのため症状が出た場合はなるべく早期に専門医の診断を仰ぐことが推奨されます。初期の下肢静脈瘤に対しては、圧迫療法という治療が選択されます。これは医療用の弾性ストッキングを着用することで患部に適度な圧力を与え、血流が滞らないように促すというものです。症状が重い場合には、硬化療法やストリッピングなどの治療法が選択されます。硬化療法とは硬化剤を注入してうっ血を起こしている部分の静脈をふさいでしまい、血がそこを通らないようにするというものです。もう1つのストリッピングは、ワイヤーを挿入して患部の静脈をそっくり引き抜いてしまうというものです。いずれも症状や患部の状況によって最適な方法がとられます・