自律神経失調はクリニックで解決│頼って話して健やか人生

医者

良性のものは治療できます

先生

脳腫瘍とは脳にできる腫瘍のことです。年間の発生数は10万人あたり約3人で、子どもから高齢者まで世代を問わずに発生します。脳腫瘍には脳から発生する原発性脳腫瘍と他の部位から転移してできる転移性脳腫瘍とがあり、割合は原発性が約85%、転移性が約15%となっています。また、良性と悪性の割合は約半々です。原発性脳腫瘍には様々な種類があります。原発性脳腫瘍の約3割を占めるのが神経膠腫(グリオーマ)と呼ばれるもので、成長すると正常な脳細胞との境界が分からなくなり治療が難しくなります。他にも神経鞘腫、下垂体腺腫、髄膜腫などの種類があります。転移性脳腫瘍は、他の部位にも腫瘍が生じているため治療の難しい病気です。肺がんや乳がんが特に脳に転移しやすいようです。

脳腫瘍の症状には頭痛、おう吐、視神経の異常などがあります。脳腫瘍による頭痛は起床時に最も強く、午後には治るというのが特徴です。また、腫瘍が進行している患者の約7割に頭痛が起きます。視神経の異常は腫瘍が膨らんで神経を圧迫することで生じます。圧迫される部位によって視力低下やしびれ・マヒ、失語症、聴覚障害などと症状が異なってきます。治療には手術、抗がん剤、放射線治療のがんの三大療法と呼ばれる方法が用いられますが、特に放射線治療はテクノロジーの発達により進歩の度合いが大きく近年注目されている治療法です。放射線治療の中でもピンポイントで腫瘍を狙うことのできる定位放射線治療が有効です。定位放射線治療ではガンマナイフと呼ばれる装置を用いるのが一般的です。ガンマナイフは、患者の頭部をフレームで固定し、放射線を様々な方向から照射することによって、病巣に当たる放射線のエネルギーのみを増幅させることのできる装置です。